遺族年金手続きは最優先に
皆さんこんにちは、相談員の大澤です。
毎週恒例の相続ワンポイント講座。今週のテーマは「遺族年金手続きは最優先に」です。
身内の方を亡くされた場合、多忙な数日間を過ごすことになります。
一段落したら、少し休みたくなるのも無理はありません。
ですが、この遺族年金手続きだけは一日でも早く終わらせておくことをオススメしています。
詳細は動画を観て頂くとして、このブログでは妻が夫の遺族厚生年金を請求する場合のスムーズな流れをご説明します。
①年金事務所にて予約を取る
②必要書類のご案内が届く
③必要書類を集める
④年金事務所で受付を行う
⑤約4ヶ月後に遺族厚生年金の受給開始
手続きのポイントを3点ほどお伝えします。
①予約を取る
年金事務所は普段から混み合っており、いきなり行ってしまうと2~3時間待たされてしまうことは珍しくありません。
必要書類が揃っていなければ出直しになってしまいますので、まずは予約を取りましょう。
②原本は返してもらう
窓口にて原本の返却を求めるとコピーを取って返してくれますが、言わないと原本を取られてしまいます。
役場で戸籍謄本を取り直すのは手間ですし、お金も余計にかかります。
③マイナンバーカードを使う
妻のマイナンバーカード(通知カード)を使うと、必要な書類がかなり少なくなります。
具体的には、夫婦が共に記載された住民票や、妻の所得証明書が不要となります。
本日は遺族厚生年金を請求する際のスムーズな流れと、抑えるべきポイントを3点お伝えしました。
参考にして下さい。
大澤
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