遺言書と遺書って何が違う?

相続手続支援センター静岡

2020年05月28日 13:39

 本日2度目のブログです。

 先ほど、第8回目となる相続ワンポイント講座「遺言書と遺書って何が違う?」をYouTubeチャンネルにアップしました。



 その補足としてお読み下さい。

 講座では解説のために両者を区別していますが、実際には遺書の要素が含まれた遺言書は珍しくありません。

 というのも、財産の引継ぎ先を記載するだけだと、読む側は事務的で冷たい印象を抱きがちです。

 ですが、そこに「なぜこのような遺言書をのこしたのか?」という理由が書かれていると、受け取り方は大きく異なります。

 例えば、「私の不動産は○○ ○○に相続させる。」という文言の後に、

 「○○ ○○は数年間に亘り、献身的に私の介護のため尽くしてくれた。そのためこのような遺言書をのこす。」と記載があると、財産をもらう方だけでなく、もらわない方も感情的に納得しやすいのです。

 争いが起きないように遺言書を書くのであれば、こうした気配りはとても重要です。

 こうしたフォローは単体ですと『遺書』に分類されますが、上手に組み合わせることで『想いのこもった遺言書』に変わります。

 遺言書の作成を検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 またお会いしましょう!!

 大澤

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